社団概要

ご挨拶

一般社団法人 メディカルビッグデータ活用協会は医療ビッグデータを分析・研究する有志が設立いたしました。医療データを活用することで,医療経済研究やそこから得られた知見からの提言発表,施策発表を行うことにより,日本の医療の質の向上,そして医療費の適正化及び国民皆保険制度の維持に貢献いたします。

学術研究者や研究機関とも連携した医療データの活用を促進いたします。

事業内容

  1. 学術研究者,研究機関,企業の皆様と連携して,レセプト情報等の運用,管理,活用をご支援します。
  2. レセプト情報等の分析により得られた知見に関する情報をご提供します。
  3. レセプト情報等に関するシステム開発業務を行います。
  4. 様々な分野の専門家が知見として発表している医療費適正化のための提言を保険者や医療機関が実践するための情報提供やセミナーの開催を行います。
  5. 関連する分野でのコンサルティング,サポート

メディカルビッグデータの整備

ご提供データの概要

メディカルビッグデータには医療費請求情報(レセプト),DPC,健康診断等の健診情報,臨床データ等があります。これらのうち,日本全国(各都道府県)の医療機関からのレセプト,DPCに基づくデータをご提供いたします。

本協会はレセプト等のデータを利用者様のニーズに合わせ提供いたします。匿名化処理を施しながら,同一人物を数年間トラッキングできるため意義ある分析やデータの見える化を実施できます。

ビッグデータの特徴(2017年10月現在)

  • 350万人以上の医療費請求情報
  • 1億枚以上のレセプト情報
  • 各都道府県からのレセプト情報

ビッグデータの活用例

医療ビッグデータを活用した研究はどのようなデータを用いて行えるのでしょうか?例えば下記の項目からの分析の実績がございます。(その他の項目については応相談)

基本項目:

  • 共通項目:年齢,医療費,傷病,月ごとの診療日数等
  • 入院情報:年間の入院月数,入院に関連してかかった医療費
  • 調剤情報:投与期間,回数,数量等
  • 診療行為:手術,在宅医療,医学管理等

その他データの活用例:

  • 疾病に特化した分析
  • 薬剤治験の効果性に関する分析
  • 医療機器の開発に活用
  • 特定の診療行為や指導の有効性を見定める分析